どうも皆さま、野球好きバイヤーこと「おっくん」です
今回は私が学生時代に実践していた外野守備の練習方法について紹介してまいります。
ひたすらノックも良いですが、目的のある遊びをすればマンネリ化することもなく楽しく上達できると思いますので是非見ていただいて日々の練習に取り入れていただければと思います。
今回は全部で3つ紹介します。
早速、一つ目の練習方法
気分はメジャーリーガー!! 背面キャッチ
最初の練習方法はイチロー選手がやることで有名な「背面キャッチ」です。
いきなりハードル高いな!!と思われる方も多いと思いますが まずは打球ではなく「自分で上に投げる」「人に投げてもらう」ところから始めていきましょう!!
難しいですができるようになるとカッコいいです!!人に自慢できます(笑)
この練習の目的・行う際の注意点・役立つ場面を紹介していきます。
この練習方法の目的
これは実際にイチロー選手も言われていたのですが
「エラーが起きるときはボールが視界から外れた場合がほとんど、だから視界から外れたボールを感覚で取ることができればエラーの確率が減る」 この考えは納得しかないですね
単純にファンサービスでやっているのかと思いきやちゃんと練習の意味合いがあったのですね(笑)
行う際の注意点
できるだけイチロー選手を意識してください!!
ボールが怖くて体を横に向けてしまう人が多いですが
しっかりボールを正面で捉えたまま自分の後ろでキャッチ!! 体の横でとると目線が切れないので、ボールを捕球した瞬間が見えないところでキャッチしてください
頭にボールが当たりそうで怖いときはヘルメット着用で低いフライから始めてください
どんな場面で役に立つ?
これは内野手・外野手関係なく自分の後ろに上がった打球を追いかけた時の最後の球際で背面キャッチの練習の効果を発揮します
ぎりぎりのプレーで一生懸命、手を伸ばすとボールが見えていないことが多いですが背面キャッチで感覚を養っていると「この辺!!」って手を伸ばした時に結構取れます(笑)
あとはフライを取りながらランナーを気にしてしまったときに目が切れているはずなのに普通に捕球できます。(毎回、目を切ってはだめですが(笑))
実際のイチロー選手の背面キャッチ動画を張っておきます。
打球に対して後ろから入れない人必見!! 腹の前でキャッチ!!
続いて2個目です
練習をしていてよく周りから「後ろから入れ!!助走つけて捕球して投げろ!!」と言われること多いですよね??
でもそういわれるだけで「どうやったら後ろから入れますか?」と聞いても 「落下点の2,3歩後ろに入るんだ!!」と言われること多くないですか?
※私は多かったです(笑)
そこで高校時代に考えたのが「腹の前でキャッチ」です。
高さはベルトの高さでグローブの捕球面は上に向けてください。
大学生の頃の練習中に先輩に「何か良い練習方法ないか?」と聞かれた際に伝えて 実際に外野ノックで採用してくれました!!
この練習の目的
目的は先ほども書いた通り、「打球に対して後ろから入れるようになる」ですね
なぜ腹の前でキャッチすると後ろから入れるの?という質問があると思います
実はフライを腹の前、ベルトの高さでキャッチした位置から2・3歩前に出るとちょうど頭の上に打球が落ちてくるポジションになるのです!!
行う際の注意点
この練習をする際はすべての打球に対して「腹の前・ベルトの高さ」で捕球してください。
後ろの打球だからと頭の上で取るのではなく頑張って下がって腹の前!! 最初のころは落としても全然OKです!! 頭の上で取るぐらいなら自分の目の前に落としてください
これに慣れてくると勝手に打球に対して後ろから入れるようになります
私の大学生時代も後ろから入る癖のない選手はポロポロ落としたり結局、頭の上で捕球したりということになっていました(笑)
どんな場面で役に立つ??
これは皆さまお気づきだと思いますが「タッチアッププレー」です!!
1試合に1回あるかどうかのプレーですがこの1回で失点するのそれを防ぐのではその先の試合の勝敗につながるかもしれない重要なプレーとなりますのでできることに越したことはなので変わり映えのしない練習に集中力が切れている時に遊び感覚で取りいてみてください
気分は守備職人!! 超絶美技を手に入れよう
最後の3つ目の紹介です
最後はズバリ、「スライディングキャッチ&ダイビングキャッチ」です。
プロ野球をみていてこの2つの守備ってめちゃめちゃカッコイイですよね(笑)
これはどちらもとりあえず練習して自分の得意な方を習得してください
練習でしていないと試合では急にできません!!
少し前にジャイアンツにいた松本哲也選手 ロッテにいた岡田幸文選手はダイビングキャッチのイメージですよね
イチロー選手はスライディングキャッチのイメージがあるかと思います
※イチロー選手の場合は得意・不得意よりケガのリスクでそちらをとっていると思いますが・・
この練習の目的
先ほども書いた通り、「練習していないと急に試合ではできません」
試合でギリギリのプレーになると飛びつき方がわからなかったり、無理にやってケガをすることがありますのでそれを防止する意味もあります。
行う際の注意点
まず注意しないといけないのはケガのリスクです
まずダイビングキャッチの練習方法としては芝生の上もしくは体育用のマットが使えるなら両サイドに敷いてください
1.「投げる人」と「取る人」の間は5mぐらいで「取る人」は「投げる人」に背中を向けてください
2.「投げる人」が「ハイ」と声をかけた瞬間に「取る人」は体を素早く「投げる人」に向ける
3.「取る人」が振り向く寸前に「投げる人」は左右もしくは前のどこかの飛びついて届きそうなところにボールをふわっと投げる
4.「取る人」はそれに飛びつく!! といった感じです。 この練習は楽しいですがケガのリスクもありますのでやりすぎに注意してください
スライディングキャッチですが、まずは走塁時のスライディングができることが前提となりますのでスライディングができない人にはまずスライディングの指導からお願いいたします
練習方法は「取る人」に前から走ってきてもらいタイミングを合わせてふわっとボールを投げる!!これだけです
2つ目に紹介した「腹の前でキャッチ」ができる人は自分で打球にタイミングを合わせてみてください。
一番注意しないといけないのはグローブを地面には付けないでください
グローブが地面に引っ掛かり手首を骨折するリスクがあります
メジャーリーグで松井秀喜選手が芝生に引っ掛かって骨折していましたし私の高校の後輩も私が卒業後に学校の土のグラウンドで同じことになったと聞いことがあります。
どんな場面で役に立つ?
基本的に飛びつかなくても良い状態で捕球できるのが一番ですが
どうしてもギリギリのプレーになってしまうこともありますのでそういった時に練習の成果を発揮する感じですね。
私はスライディングキャッチ派だったのですが
前の打球でこのまま行けば膝ぐらいの高さでのキャッチになりそうな時にスライディングで下に潜り込んで顔の前で捕球するようにしていました!!
まとめ
今回は3つ練習方法を紹介してきましたが遊び感覚と言ってもいつもの練習と目先が変わることによる面白さという面も否定はできませんので必ず集中力のある時に行ってください
体を動かす練習はケガのリスクが0になることはありません
(普通に歩いててもスパイクで掘れた穴にはまって捻挫!とかもありますし)
しかしケガを怖がって回避しているといざというときに骨折などの大きなケガをしてしまうこともありますので何かあっても最小限で食い止められる体の使い方は体験して初めてわかりますので指導させる方は選手の表情などよく見て疲れが出ていないか、集中力が落ちていないか確認してあげてください。
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