配球の考え方 【ストライクゾーン】

野球理論

どうも皆さま、野球好きバイカーこと「おっくん」です。

今回はタイトルの通り、ピッチャー・キャッチャーをする時の配球の考え方の基本の説明をしていきます

「配球を考えろ」と言われることが多いと思いますが、基本が無いといくら考えても何が良いのかがわからないと思いますので基本をしっかり勉強しましょう

ストライクゾーンを9分割する【野村スコープ】

野球好きバイカーブログ ストライクゾーン

これが基本的なストライクゾーンの考え方です

この9分割されたストライクゾーンを【野村スコープ】と言います

右バッター・左バッターでインコース、アウトコースの呼び方が反対になってしまうので今回は割り振った数字で説明していきます

投球の基本的なポイント

基本線となるのはアウトコースの低めです

右バッターだと「7番」 左バッターだと「9番」になります

なぜアウトコース低めが基本線になるのかというと

バッターの目から1番遠い場所になるので芯で取らえるのが難しくなるからです

うまく打たないと長打にするのが難しいコースにもなりますので危険度が1番低くなります

ホームベースの幅を広く使う

アウトコース低めが基本的な攻めポイントになりますがそこにばかり投げているとバッターも目が慣れてきて打たれてしまいますので、ベースの幅をしっかり使ってインコースもドンドン攻めていきましょう。

インコースを使うときの注意点

インコースは1歩間違えればホームランになる確率が高いです(体に近いので力が伝えやすいため)

インコースに投げるときの注意点は

・真ん中に入らないようにしっかりコースに投げ切る

・バッターがアウトコースを意識してステップの時に踏み込みに来ている時に投げる

以上の2つを十分に気を付けて効果的にインコースを使っていきましょう

高め・低めも使う

低めが基本にはなりますがこれも左右のコースと同じように低めにずっと投げているとバッターの目も慣れてきてしまうので高低も効果的に使いましょう

高めを使う

高めのボールも目に近いので中途半端な強さのボールを投げると長打になってしまう可能性がありますのでしっかり投げ切るようにしましょう

高めに投げるときの注意点

・変化球は必ず低めに投げる(高めは変化しにくい)

・高さを間違えて真ん中の高さにならないようにしっかり投げ切る

コースを使うときの考え方 まとめ

ここまで広く使いましょうという説明をしてきましたが具体的にどのように広く使えば良いのかの説明をしていきます

基本的には対角線を意識して投球していきましょう

決め球(三振を取る)としてアウトコースの低めに投げる場合はインコースの高めをしっかり相手のバッターに見せてらアウトコース低めに投げる

インコース高めで決めたい場合はアウトコースの低めを意識させてからインコース高めに投げ込む

このように決め球からの逆算でしっかり相手に意識させてから決め球にもっていくようにしましょう

同じ球を続けるのも効果的

バッテリーが対角線を意識しているということはバッターも意識しているということにもなりますのでバッターがバットを振った時、見逃した時の反応もしっかり確認しておきましょう

アウトコース、インコースのボール気味のボールを自信満々に振ってきたときはそこのコースを狙っている

甘いコースなのに平気で見逃している時はそのコースを狙っていない

バッターの反応から狙っているコースを読むこともできますので「対角線を基本」としてバッターの反応もしっかり見ておきましょう

前後も活用しよう

バッターを空振りさせる手段としては、コース・高さのほかに奥行きがあります

早い球をたくさん見せておいて遅い球を投げる

遅い球を見せておいて早い球を投げるという感じです

ピッチャーは必ずストレートのほかに「カーブ」「チェンジアップ」などの球速差がある球も練習しておきましょう

この2種類があるだけで投球の幅が広がります

まとめ

ピッチャーの配球を考える基本として

・ピッチャーの得意球で打ち取るように配球を考える

・バッターの反応を見て配球を考える

配球に明確な正解は無いので、いろいろ試しながら野球をすると球の遅いピッチャーでも抑えられたりなどもありますので自分のパターンを何種類か作れるようにしていきましょう。

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