どうも皆さま、野球好きバイカーこと「おっくん」です。
試合・練習で相手ピッチャーに対してタイミングが合わないことってありませんか？
そんな方にピッタリの打撃理論【シンクロ打法】の紹介・解説を行っていきます。
そもそもタイミングが合っていない状態とは？
皆さん普段、野球をしていて「詰まる」・「差し込まれる」といった言葉ってよく聞きませんか？
同じ意味で使われている方も多いと思います
私はこの2つの言葉を明確に使い分けております
私の中での使い分け方は以下の通りです
「詰まる」・・芯を外してバットの根本に当たること 逆に芯より先っぽに当たることはそのまま「先っぽに当たる」と表現しています 打撃ポイントのミス 「差し込まれる」・・タイミングが合わずにインパクトのタイミングが合わずに インパクトポイントがキャッチャー寄りになり結果的に芯を外れる タイミングのミス
同じような意味に感じると思いますが、少し意味合いが違います。
ポイントの話かタイミングの話かといった感じですね
タイミングを合わせる手段として「シンクロ打法」の登場です
シンクロ打法とは!!
シンクロ＝同調ということです。
シンクロとは相手投手と動きを合わせるということです ジャンケンをする時も「ジャン・ケン・ポン」でタイミングを合わせると思います急に「ポン」と出されて反応できる人はなかなかいないと思います
ピッチャーによって投球フォームが違うのにどうやって合わせるの？
といった疑問は当然出てくると思いますが実はどの投手もフォームの流れの中でそれ以降のタイミングを変えられない瞬間があるのでそのタイミングに合わせてスイングをかけていくイメージになります
タイミングを取るべき部分の紹介をしていきます
Aタイプ 軸足の伸びあがりにシンクロ
１つ目のタイミングです。
投手が投球動作を開始して体重が軸足に乗り下がる直前にタイミングを取る方法です。
しかし最近は軸足に体重がのった時に一度停止する、2段モーションを行う投手が多く昔のように踏み込む足を上げた勢いで投げてくる投手は少ないのでここ最近の投手のモーション的にはあまりオススメではありません。
Bタイプ 軸足が伸びた後の重心が下がる瞬間にシンクロ
２つ目のタイミングです。
投球動作が始まり、軸足に体重が乗りその後の体重移動で軸足が曲がった瞬間にタイミングを取る方法です。
このタイミングに合わせる方が多いのではないでしょうか？
このタイミングに合わせるのに相手投手のモーションで止まる・２段モーションは全く関係なくなります。
Cタイプ 重心が一番下になった瞬間にシンクロ
３つ目のタイミングです。
投球動作が始まり、投手が重心移動を開始しその重心が一番下に来たときに合わせる方法です。
このタイミングでは投球動作中の重心移動が終わる瞬間になりますのでBタイプ同様に投手のモーションは全く関係ありません。
シンクロタイプの選び方 【自分のステップから選ぶ】
３種類の紹介をしてきましたが実際にどれが良いのかわからない!!という方もいると思いますのでバッティング時のステップの仕方からどれが合いやすいかの説明をしていきます。
フルステップ
イメージとしては１本足打法のように足を大きく上げる打法になります。
※ソフトバンクホークスの柳田選手のようなステップ
フルステップの場合はステップ開始から踏み出すまでに時間がかかります。 狙うタイミングとしてはＡタイプのタイミングになります。 Ａタイプはタイミングを取るべき位置から投球完了までの時間が長いのでこのタイミングで取ることピッタリ合うことが多いです。
ハーフステップ
少し小さめにステップをする
阪神タイガースの佐藤選手のようなステップ
膝が少し曲がる程度に足を上げるバッターが多いです。 このステップは先ほどのフルステップと後からでるステップのちょうど中間のステップになります 狙うタイミングとしてはＢタイプのタイミングです 投球動作の中間を合わせるＢタイプであればステップの時間とちょうど良い感じになります。
ノーステップ
ほとんど踏み込み足を前に出さないステップです
エンゼルスの大谷選手のステップ
このステップはあらかじめ足を出しておき体重移動のみでタイミングを取るステップです。 狙うタイミングとしてはＣタイプです タイミングを取ったからボールが来るまでの時間は短いですがステップ事態にかかる時間も少ないのでＣタイプが合います
まとめ
どれが良いというのは人によるので何とも言えない部分がありますが、全体的にBタイプでタイミングを合わせる方が多いです。
みんなBタイプだからBタイプ！！では無く紹介した「タイミング３種類」「ステップ３種類」をいろいろ組み合わせて自分の中でタイミングの取りやすい組み合わせを探してみてください。
タイミングの取り方一つで急にヒットが打てるようになったりといったこともあります。
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