どうも皆さま、野球好きバイカーこと「おっくん」です。
今回は、タイトルにある通り打率が上がる?ヒットが打てる?ボールの待ち方の紹介です
この考えで大学時代に初シーズン .320ほどの打率 → 2シーズン目 .200ほどの打率に落ち込んだ時にこの考え方に出会い3シーズン目は.280ほどに打率が回復しました。
野球人生ではじめて配球以外のことも考えないといけないなと実感した瞬間でした
初シーズンで波に乗って大学野球は活躍できる!!
と思って2シーズン目に急降下して苦しんだ結果、自分のものにできた考え方です
それでは早速、紹介してまいります。
ヒットを打つためには逆方向狙い!!ではない??
「逆方向に打ちなさい!」この言葉よく聞きますよね?
実際、これって正解であり、不正解であると思っていますが「言葉が少し足りてない」感じがあります
どう説明するのが正解?かというと 「相手投手のリリースポイントに向かって打ち返す」が正解だと思っています
それでは詳しい説明をしてまいります
まずはピッチャーのリリースを確認しよう!!
こちら簡単に書いていますが野球のインフィールド(内野)です。
ピッチャーは投げるときにマウンドのピッチャープレートに触れていないといけないのですが
触れていればどこから投げても良いんです
高校生以上ぐらいになると自分のクセやスタイルに合わせて一塁側から投げるのか三塁側から投げるのか調整しています。(最近は高校生以下でも調整しているかもしれませんが・・・)
一般的に右投手は三塁側・左投手は一塁側から投げることが多いと思います。
クロスファイアーであったりスライダー・カーブなど投げ手と反対に曲がる変化球を曲げる投手が多いので角度を稼ぐため
シュート系を基本で投げる場合は反対に立つこともあるかもしれません
絵で見るとこのような感じです。
このように投手の左右に限らずインコース・アウトコースともに角度が付きます
スリークォーター・サイドスローの投手だともっと角度が付く場合があります
リリースを確認したらどこを狙うのがバットに当たる可能性が説明します
投手のリリースからの線に向かって打ち返す!!
文字だけではわかりにくいと思いますのでとりあえず下の絵を見てください。
緑色の線の範囲に向けて打ち返していくイメージですね。
おいおい・・ピッチャーの左右だけ書いて打者の左右を書き忘れてるぞ!!と思うかもしれませんが打者の左右は関係ないのです。
右打者も左打者も方向は同じで
右投手が相手ならレフト前~ピッチャーとセカンドの間
左投手が相手ならライト前~ピッチャーとショートの間
ここを基本的に狙って打つだけでボールがバットに当たるチャンスが増えるのです
野球をしていると右投手の方が圧倒的に多いですよね?
「逆方向を狙いなさい」という考えが浸透しているチームの中でよく打つ打者って左打者が多くないですか?
右バッターでよく打つ打者は引っ張り系の打者が多いと思います
逆に左投手が登板した際に左打者が沈黙して右打者が打ち始めるということがよくあると思います。
では、なぜそのような状況が起こるのでしょうか?
それは投球の角度に対してバットが当たる時間が短い選択肢を取っているからです!!
打球方向をイメージすることによるメリット
・アウトコースのボールが遠く見えない
・外の逃げる変化球を曲がる前、曲がりっぱなに捕まえることができる
・バットの面がボールの軌道を向くのでしっかりボールを捉えて強い打球を打てる
まずは、対右投手の際に緑範囲に飛ばすバットの角度が下の絵のようになります。
この向きにバットを出してあげると
インコース・アウトコース両方ともベースの幅で勝負ができているのがわかると思います
アウトコースを引っ張りに行くのは変な感じがしますよね(;^_^A
逆に左打者はインコースを流すんかい!!というツッコミもありそうですが
あくまでボールの待ち方の話ですので
このイメージから流せる・引っ張れるっていう方はそのまま打っちゃってください!!
いつもよりバットにしっかり乗って打球が強くなるはずです
一応、左ピッチャーの時も載せておきます。
あくまで、右投手が三塁側のプレート・左投手が一塁側のプレートに立っている時のイメージです
右投手が一塁側・左投手が三塁側から投げるとリリースからのラインがほぼ真ん中になるので
センター返しのイメージでよいと思います 次に向ける面が逆になった場合も見ておきましょう
打球方向のイメージが逆だとどうなる?
打球方向のイメージが逆の右投手バージョン
左投手バージョンです。
何が問題なの? と思うかもしれませんが
右投手バージョンの時の右打者のアウトコース・左投手バージョンの時の左打者のアウトコースを見てください。
めちゃくちゃ遠くなっているんです!!
これではアウトコースの外れるカーブ・スライダーにクルクル回ってしまいます
実際にマウンドに立ってリリースからキャッチャーまでに糸を引っ張ればよくわかります
アウトコースが遠い!!と感じる方の中にこのような待ち方になっている方が多いのではないでしょうか?
しっかりボールのラインに面を向けて打てばアウトコースって意外と遠くないんです(笑)
まとめ
絵を使っていろいろと書いてきましたが考え方はいたってシンプルです
ピッチャーのリリースに向かって打ち返せ!!に尽きると思います。
実際は試合の場面では右方向に打たないといけないなど求められる打球方向が決まっている場面は多々あると思います
しかし、基本的なこの考え方ができるとポイントを前にして
逆方向に打つこともできるようになったり
差し込まれながらも内野を超えるヒットやファールを打って
次に勝負といったことができるようになると思いますのでまずはバッティングセンターなどで試してみてください。
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